勉強会に限らず、コミュニティ運営で重要なことは…

これは、勉強会に限らず、コミュニティを運営していく上で、最も重要なことは、継続するという覚悟です。

もちろん、皆さん、コミュニティを立ち上げる時に継続するつもりで立ち上げます。
でも、多くの人は、“覚悟”がないんですね。

覚悟がないとどうなるのか…。

一回でも集客できないとスグに心が折れてしまいます。
そして、解散…。もしくは、不定期開催に変更という…。

解散ならまだしも、不定期開催にしたら、ますますそのコミュニティの存在は浸透しなくなりますので、デフレスパイラルへはまっていきます。

では、その覚悟ってなにかというと、「集客が1人だったとしても、絶対に一年は継続する」と決めることです。
そしたら、たまには人が集まらない回があっても、逃げ道を作らずに、果敢に取り組めるようになります。

だからこそ、この“覚悟”が必要になるんです。

ただ、集客がゼロだとさすがに凹むので、ひとりは内々で絶対に参加してくれる人を探してからコミュニティを立ち上げることをオススメします。
そしたら、2人の会ということを前提にして、その会をシェアする意識でコミュニティを運営したら、例え参加者が少なくても惨めな気持ちにはなりませんからね。

 

勉強会に必要な大義名分

長く勉強会を運営していくのに、勉強会自体のコンセプトを考えることは非常に重要ですが、さらにそこに大義名分となる社会性や公益性を加えることで、存在を確固したものにすることができます。

 

社会性や公益性というのは、具体的に地域活性化や地域貢献といったもの。

 

例えば、よく登場するイブスタ。

イブスタのコンセプトは、「2つの大きな軸を持っています。ひとつめは、地域活性化。もうひとつは、千葉で働く人を元気にし、ひいては税収があがる仕組みをつくる。」となっています。

なので、懇親会はチェーン店を使わずに、地元の美味しいお店でしかやらないそうです。

 

あと、厚木の勉強会“アツスタ”では、地元の学生さんに3席解放し、無料で参加できるようにされています。

また、ただの勉強会ではなく、異業種交流会的な要素も組み込むことで、地域活性化に貢献されています。

 

他にも春日井の勉強会“でらスタ”は、春日井起業支援センターが運営しており、勉強会自体が起業支援の一環として運営されております。

 

なかなか都内や大阪といった都市部では難しいですが、それ以外のエリアではかなり有効だと思いますので、検討してみてください。

 

あなたの勉強会は、どんな大義名分を看板に掲げますか?

 

地元で勉強会コミュニティを立ち上げるのなら

地元で勉強会を立ち上げるのなら、てはじめに『○○大好き!』とか、『○○っていいね!』というコミュニティを立ち上げることをおススメしています。

○○には、勉強会を立ち上げる地名を入れてください。

これらのコミュニティを立ち上げると、地元愛がある人、地元の情報、交流に興味のある人、レベルはともかくソーシャルメディアに積極的な人が勝手に集まってきます。

とくに営利目的ではなさそうなコミュニティに見えると、人は気軽に入りやすくなりますからね。

で、参加していただいたメンバーで、地元情報を共有してもらうと、それほど労せずともグループは活性化するはずです。
年に一、二回ぐらい、リアルで交流できる異業種交流会などを企画すれば、積極的に参加してもらえますし、その時に主催者として仕切るわけですから、一番いろいろな人と話せますし、名刺交換もできます。
参加された方も主催者が何者なのか、どんなことをしているのかに興味津々のはずです。

そこで勉強会の告知をしてもいいでしょう。
勉強会開催に社会的理念を掲げることができれば、一気に求心力を高めることにもなるでしょう。

目先の集客も大切ですが、もう少しロングスパンでの集客の仕組みを作っておくことも重要だということです。

ただし、この手のコミュニティ戦略は、首都圏ではあまり効果はありません(汗)

勉強会運営で重要視しなくてはならないこと

勉強会は、コミュニティです。
コミュニティである以上、単発のセミナーのように講師から一方的に話を聞いて終了というのではなく、参加者間での関係性構築がなされなければなりません。

逆に言えば、参加者間での関係性構築を前提として考えると、いろいろなことが見えてきますよね。

例えば、開催頻度はどれぐらいだと参加者間での関係性構築がしやすいのか?
個人的には、月に一回だと考えます。
継続的に月に一回で開催し、ある程度の関係性構築がなされたら、隔月でもいいのかもしれません。
逆に、それ以上の頻度だと、参加者が煩わしく思うでしょう。

他にも、集客人数は多い方がいいのか? 少ない方がいいのか?
これも、個人的には、最初は採算ギリギリのラインでの人数にとどめて、先に参加者間での関係性構築をし、徐々に人数を増やすべきでしょう。
いきなり大人数で開催すると、コミュニケーションが取れない参加者が出てしまい、満足度が低下してしまうから。

コミュニティは育てるもの。
いきなり大々的にするのではなく、こじんまりとはじめて、参加者間での関係性構築をしながら、徐々に徐々に大きく育てていくべきですね。

もちろん、収益性も大事ですが、それよりも継続性に重きを置いて、とにかくコミュニティを育てていく意識を持ちましょう。

勉強会のネタを考える

勉強会をはじめようと思っても、何をネタにすればいいのか考え込んでしまうことが、よくあります。
そんな時は、原点に戻って、勉強会の目的は何だったのか、参加者は誰なのかを見つめ直してみましょう。

勉強会の目的が明確になっているのであれば、そこに立ち返ることで、何をネタにするべきか思い出すはずです。

私が運営している江戸スタは、ソーシャルメディアでビジネスを加速させて、出版や講師デビューをするのが目的なので、どうやったらそうなれるのか? そうなるためには何が足りないのか? を常に考えているので、ネタが枯渇することはありません。

逆に言えば、目的が明確になってないと、なかなかうまくいかないということになります。

江戸スタの場合は、最終的な到達点が商業出版です。
つまり、私の本業のお客さんに育てるということになります。

同じように、どうせ勉強会を開催する以上、自分の本業と絡めた方がモチベーションが上がります。

例えば、自分の取引先を開拓するため、自分の取引先が離脱しないため、自分の外注先や社員を見つけたり育てるため…などです。
そうすることで、感情移入がしやすくなり、何をネタにするべきか考えやすくなりますからね。

また、参加者は誰なのかを再確認する方法もあります。
それは、参加者の属性や悩み、欲求などを洗い出して、ネタを考える方法です。

考えるのが面倒なのであれば、参加者にアンケートでどんなネタがいいかを聞いてみるのも手でしょう。
江戸スタでも、いつかネタが枯渇してしまうかもしれないので、アンケートにそういう項目を用意しています。

勉強会を開催する主宰者の役得

勉強会の主宰者をしていて、一番のメリットは、講師との関係性構築だと思います。

なかなか知り合いになれない講師の面々と、勉強会に招致するという大義名分のもと、やり取りをしながらコミュニケーションが取れます。

しかも、招致する側ですから、講師も意外と友好的です。
なかには感謝してくれる講師もいらっしゃいますので、普通に知り合うのとは、全く距離感が違います。

さらに、勉強会の前後で打ち合わせや打ち上げを兼ねた会食の合間に、自分のビジネスの相談やアドバイスをいただくことも…。

それなりの集客力があれば、それを利益は出なかったとしても、無料でできるわけですからね。
個人的には、これが最大の主宰者の役得といえるのではないでしょうか。

 

参加者目線で、勉強会の魅力を考える

この記事で、単発のセミナーではなく、継続的に勉強会を運営するのであれば、役に立つことを打ち出すより、『楽しさ』『面白さ』を打ち出しましょうという話しをしました。

そこに居続けてもらうためには、『楽しさ』『面白さ』というのは、必須の要素です。

では、『楽しさ』『面白さ』とは何でしょうか?

これは、ワイワイガヤガヤ盛り上がることではありません。
どちらかというと、充実の方です。

つまり、勉強会の参加者に求められる『楽しさ』『面白さ』というのは、次の三つになります。

  • 自分の成長を感じる
  • 人とのつながりを感じる
  • 今まで聞いたことがないと感じる

この三つの感覚を提供できると、参加者は『楽しさ』『面白さ』を感じ、勉強会に参加し続けてくれるようになりますよ。

 

勉強会の集客はFacebookページが最適

勉強会を運営していく上で、常に頭が痛い問題が集客だと思います。

単発のセミナーであれば、参加者のニーズを想定して、そこにベネフィットを提示すれば、そこそこ集客することが可能です。

しかし、この方法は新規の人を集客するのには有効ですが、あくまでもその回の内容に興味があって参加しているだけなので、継続的に参加してもらえるかといえば、話しは別です。

継続的な勉強会の集客をする場合、勉強会のコンセプトを伝え、参加し続けることで得られるモノを提示し、それを魅力に感じてくれる属性を集客しなくてはならないのです。
そうなると、SEO対策やPPC広告のような悩みにリーチする集客の方法より、人とのつながりや属性で集客できるFacebookページとFacebook広告を利用するのが最適といえるでしょう。

ただし、勉強会のFacebookページは、すでに勉強会の存在を知っている人にしかリーチできないため、別途、勉強会に呼びたい属性がいいね!をしたくなるFacebookページを作成し、勉強会のFacebookページで立てたイベントを別途立ち上げたFacebookページにいいね!をした人に広告を出稿するのです。

具体的にいえば、私が主催している江戸スタの集客をしたい場合、江戸スタのFacebookページでイベントページを立てます。

おとなの大学 江戸スタ

そのイベントの広告を、江戸スタに呼びたい属性がいいね!をしたくなるFacebookページとして立ち上げた以下の2つのFacebookページにいいね!した人に出稿するということです。

好きを仕事にするのに役立つ起業のヒント

出版と講師デビューでビジネス飛躍のヒント

このように見込み客を集客するためのFacebookページとクロージングするためのFacebookページを二重で用意しておくことで、勉強会の集客を効率的に行うことができます。

継続する勉強会を主催するために

継続する勉強会を主催することと、単発のセミナーを主催するのでは、参加されている人たちが求めているモノがちょっと違います。

継続する勉強会は、何度も参加することが前提となっておりますので、毎回の内容というより、価値観の共有であったり、居心地の良さであったり、仲間とのつながりといったモノを優先されます。

逆に単発のセミナーであれば、そのことだけを学びに来ている訳ですから、そこに参加することのベネフィットがとても重要です。

もちろん、継続する勉強会にベネフィットが必要ないということではありません。
ただ、直結的な目先のベネフィットというより、もう少しゆるい理念とか、大きな到達点ぐらいでよく、そこに辿り着くための仲間作りというような意識で運営した方が、参加者にとっても、主宰者にとっても継続させやすいということです。

ということは、役に立つことを打ち出すより、『楽しさ』『面白さ』を打ち出すためにどんな工夫をしていくかを考えるということですね。

勉強会を継続開催するなら、参加者に忘れられないようにしよう

勉強会を毎月開催で、継続的に開催するのであれば、参加者に忘れられないようにする必要があります。
そのためにも、以下の項目をしっかりと考えて、参加者の頭の中に印象付ける工夫を施しましょう。

  • 勉強会名
  • 開催日
  • 開催場所

勉強会名は、略して四文字というのがオススメです。
そして、四文字のどこかに濁点を入れると、より印象に残りやすくなります。
あとは口にしたときに、ストレスなくいえるようにしましょう。
略したときにダジャレ的な別の意味を想起させるフレーズだと、さらにいいですね。

開催日は、第○何曜日、毎月○日など、日にちや曜日を固定することで、カレンダーを見たときに勉強会のことを想起させる効果があります。
先々まで予定に入れやすい効果もあり、参加者を安定化させる効果も期待できますね。

開催場所も同じ会場を使い続けることで、その場所で記憶に印象付けることが可能です。近くを通ったときなどに、勉強会を想起させる効果も期待できます。
ただし、懇親会のお店を固定すると、マンネリ化しやすいので、それはあまり期待できません。

いずれにしても、参加者の頭の中に印象付けて、忘れられないようにしましょう。

ちなみに、私が主宰している江戸スタは、毎月第四水曜日に大久保にあるソレイユ新宿という会場で開催しています。